回避依存テスト

【回避依存チェック】

 

<チェックポイント①>

何でも自分の思い通りに事が運ばないと、気がすまない。

「ああしろ、こうしろ」と命令口調が多い、(「こうしたほうがいい」というように、

 アドバイスの形になっていることもある。)

彼の意見や行動に少しでも否定するようなことを言うと、急に怒ったり、

 黙りこんだりする。

「お前はだめな人間だな」とニュアンスを漂わせる発言が多い。

あなたの行動に常に監視の目を光らせている。

あなたが何か新しいことを始めようとすると、「駄目だ」「やめておいたほうがいい」

 などとストップをかけるようとする。

「オレの言うことを聞かないと(オレのアドバイスに従わないと)、大変なことになるぞ」

 とのニュアンスを持つ発言が多い。

身体的暴力または精神的暴力(たとえば、あなたの人格を否定するようなことを言う)

 に訴ええようとすることがある。

何でも、どんな時でも自分が正しいと思っているようだ。

なんでもするのにも彼の「許可」が必要だ。

 <チェックポイント②>

人にあれこれと要求してくるくせに、こちらからの要求には耳を貸そうとしない。

物を頼んでくる(お金、セックスなど)時だけは、急にやさしくなる。

 (あなた自身について)「私は利用されているだけなのかも・・・」と不安に思うことがある。

要求を呑んだときのやさしさ、要求を拒否した時の怒りや不機嫌さ、そのギャップが驚くほど大きい。

こちらかが要求を受け容れるまで、しつこくねちねちと責め続けてくる。

「子どもっぽいわがままさ」が強くあると思う。

 <チェックポイント③>

「少年っぽい」ところがある。

ちょっとしたきっかけで、手のひらを返したように冷たくなることがある。

意識的にか無意識的にかわからないが、人の気持ちを傷つけるようなことを平気で言う。

「理想」へのこだわりが強いように見える。

ナイーブである。

人の話を聞くよりも、自分の話をすることを好む

「自分は特別な人間だ」というような発言をすることが多い。

「彼の好み」から少しでもはずれたことをすると、不平を言ったり不機嫌になったり  する。

自分(彼)をほめてくれる人には甘いが、少しでも批判したり欠点を指摘する人は

徹底的に攻撃しようとする。           

 <チェックポイント④>

 「束縛」を過剰に嫌がる。

何か要求すると、「君はわがままだ」「君には要求が多すぎるよ」といった反応が

 返ってくることが多い。

「自由でいたい」という意味の発言をよくする。

普段(あなたと一緒ではない時)どんなことをしているか、教えるのを嫌がる。

一人でいることが好きなようだ。

 (あなた自身について)あなたが近づこうとすればするほど、彼は遠くに離れて  

 いってしまうような気がする。

本心をなかなか話そうとしない。

悩みや深刻な問題について話そうとすると、話題を変えようとしたり、「面倒だ」と

いうそぶりを見せたり、嫌な顔をしたりする。

 

 

 

 

 

 

 

(伊藤明著「恋愛依存症」実業之日本社)より引用